学年誌 ウルトラふろく大全の予約が人気です!
「ふろく」に徹底フォーカスした書籍『学年誌 ウルトラふろく大全』が話題になっています。
予約はすでに各通販サイトで始まっており、人気も非常に高い状況です。
一部では早くも予約分の在庫が終了している店舗もあるようで、注目度の高さがうかがえます。
子どもたちが夢中になった時代の象徴でもある「学年誌のふろく」。その中でも特に心をつかんだのが、やはりウルトラシリーズのふろくだったのではないでしょうか。
それが一冊の大全としてまとめられる――その事実だけでわたしは胸が高鳴っちゃいました。
予約がすでに始まり、人気が集中
この書籍は、すでに各通販サイト(Amazon、楽天ブックス、セブンネットなど)で予約が始まっています。
そして特徴的なのは、発売前から予約人気が高いということ。
一部の通販では「予約分完売」「再入荷待ち」などの表示も出ており、注目度の高さが際立ちます。
特にウルトラマンシリーズのファンや、当時の学年誌をリアルタイムで読んでいた世代にとっては、単なる懐古ではなく資料的価値のある内容ともいえます。
実際組み立てふろくの完成写真だけでなく、次号予告や箱絵、誌面の一部まで掲載されているという、このこだわり!
時代ごとのふろくのデザインの変化も見えてくるでしょうし、まるで昭和から令和への文化の橋を渡るような感覚になりそうですね。
昭和の書店にあふれていた、ふろくの山
まだ昭和だったころ。
学校帰りに立ち寄る書店の入口には、ふろくでパンパンにふくらんだ少年誌や学年誌が、ずらりと山のように積まれていました。
雑誌の端にちょっと指をかけると、ビニール越しに段ボールや厚紙の感触。
あの独特の「ふろくの重み」って、なんだか未来をつかんでいるような感覚でしたよね。
小学館の学年誌シリーズは、特にその競争が激しく、まるで各誌が「この号のふろくでファンを増やしたい!」とでも言わんばかりに豪華さを競い合っていました。
そして1973年、『小学一年生』は128万部を突破。
当時の小学一年生の7割が読んでいたというのだから、まさに“国民的雑誌”の時代です。
『学年誌 ウルトラふろく大全』では、その黄金期に収録されたウルトラシリーズの組み立てふろくを、当時の誌面や箱絵とともに再現。
ページをめくるたびに、当時の熱気が紙の上から立ち上がるようです。
ウルトラマンに夢中になっていたあの頃
後々、アルバムの中に残っていた「ウルトラマンふろく付きの雑誌」を見たとき、ふいに懐かしさで満たされて。
少し色あせた段ボールの飛行機。裏面には子どもの手書きで“ウルトラホーク”って書かれてて。
思わず笑ってしまったけど、同時にちょっと胸が熱くなったんです。
それ以来、実際に古本屋で学年誌を探すようになって。
ページの端が少し茶色くなった誌面をめくるたびに、当時の空気が生きているように感じました。
ウルトラマンが空を飛ぶページの後ろに、鉛筆の線が残っていたり。
きっとその子も、放課後に同じページを何度もなぞっていたんだろうな、なんて想像して。
そんな記憶をたどるような一冊が、今回の『学年誌 ウルトラふろく大全』なんです。
あの時代の「手ざわり」がよみがえる
あの厚紙、折り目、子どもたちは雑誌を開くと、まずふろくを取り出して“組み立てる時間”を楽しんでいました。
完成してもどこか歪んでて、それでも満足そうに眺めていたあの顔。
今の時代、どんなに映像技術が進化しても、あのときの手の中のドキドキを完全に再現するのは難しいかもしれません。
でも、『学年誌 ウルトラふろく大全』は、その記憶を“紙の中”に閉じ込めて再び蘇らせてくれます。
まるで失われた時間を、やさしくなぞるように。
ウルトラマンと学年誌の「再会」
ウルトラマンは、ただのヒーローではなかったと思います。
恐怖に立ち向かう姿だけじゃなくて、どこか人間の孤独や優しさを映す存在でした。
だからこそ、子どもたちはウルトラマンを見ながら、自分も強くなれる気がしていたのかもしれません。
『学年誌 ウルトラふろく大全』は、その感覚をまるごと閉じ込めた“記憶のカプセル”みたいな一冊、、なんて言ったらちょっと大げさかもしれません。
でも昭和を知らない世代の方にも、あの時代の想像力の熱が伝わると思います。
そして、予約が集中するのも納得。これは懐かしさだけじゃなく、“文化としてのウルトラマン”を見つめ直すきっかけになる本なのかもしれません。
ウルトラマンを夢中で追いかけた子どもたちが、今では大人になり、また次の世代へと語り継いでいく。
その流れの中に、この『学年誌 ウルトラふろく大全』があると思うと、なんだか不思議なつながりを感じます。
はやく実際に手に取って読みたいです。
