前田日明さんが設立した「リングス(RINGS)」は、1991年に始まり、日本の総合格闘技(MMA)の発展に大きく貢献してきました。
その中でもやはり「KOK(キング・オブ・キングス)」は思い出深いですね。リングスの歴史の中で最も重要なトーナメントシリーズの一つでもあります。
KOKは総合格闘技ルールに基づいたトーナメント形式の大会で、世界中の強豪ファイターたちが競い合い、前田日明のリングスを国際的に認知させる大きな要因となりました。
まず参戦選手が旧来のネットワーク以外からも招へいされ、世界からトップファイターが集結する舞台として注目されました。アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラやダン・ヘンダーソン、ヒカルド・アローナなど、後にPRIDEやUFCで活躍する選手たちが参加。このような国際色豊かな大会は、総合格闘技が世界的に広がる契機ともなりました。
今振り返ってもKOKは、リングスの中でも特に重要な大会であり、総合格闘技の発展において大きな足跡を残しました。KOKでの試合や選手たちの活躍は、今日のMMA界に多大な影響を与えていると思われます。
願わくばもういちど前田さんによるリングスの大会、令和のリングスを見てみたいです。