決定版として登場する「ウィザードリィ画集(末弥純)」
いよいよ発売予定の『ウィザードリィ画集(末弥純)』。
今回の画集は2006年に刊行された一冊を土台にしながら、当時収録されなかった作品が追加され、ページ数も大幅に増えているそうです。
私は説明文を読んだ瞬間に「網羅」という言葉がすごく響いて、ああ、これは単なる再編集じゃなくて、本当に決定版なんだなと感じました。
思い返すと、私が初めて手にした画集は鳥山明先生の本で、まだ学生のころ。厚みのある紙に刷られた色彩や、モニター越しとは違うインクの質感に触れたときの感覚はいまでも忘れられません。
あのとき、自分の部屋でページをめくりながら「この紙の中に、時間まで閉じ込められてるみたいだ」ってぼんやり考えていたんですよね。
そういう経験があるから、末弥純さんのウィザードリィ画集にも、ただのイラスト集以上の特別さを期待しています。
予約が始まっている今、なぜ注目すべきか
すでに予約受付は通販サイトで始まっています。ここでポイントなのは、発売前から情報が出回り、検索するとすぐに「予約」というキーワードが並んでいること。こういうタイプの書籍は、発売後に「欲しい」と思っても、気づいたら品切れ、再入荷まで待たされる…という流れを何度か目にしてきました。
実際に以前とあるアートブックを予約しなかったせいで、後日、倍の値段になっている中古市場を眺める羽目になったという経験があります。
正直、あれはガチで悔しかった…。
あのとき素直に予約しておけばよかった、と。だから今回のように「増補」「大幅増ページ」「決定版」と強調されると、なおさら発売前の段階で動いておくことの意味を実感します。
ウィザードリィのイラストが持つ独特の空気
ウィザードリィのイラストは、ただゲームを彩るためのものじゃない気がします。末弥純さんが描く人物やモンスターって、紙面から漂ってくるような静かな緊張感があるんですよね。ちょっとダークな側面もあったり、でも引き込まれる。その感じを子どものころ雑誌で見たとき、私はすぐにページを閉じてしまったんですよ。
ちょっと怖かったんです。
だけど同時に「もう一度見たい」という気持ちが勝って、また開く。その繰り返し。
それと今回の画集には小説やTRPG、CDやドラマなど、ゲーム以外の関連媒体に描かれた作品まで収録されると聞いて、正直「ここまでやるのか」と驚きました。
現存するイラストを可能な限り集めるって、簡単なことじゃないはず。だからこそ、ひとつの文化を記録する意味でも貴重な一冊になりそうです。
予約情報を調べるときのちょっとした工夫
ただ「予約する」っていっても、どこで、どんな形で、というのは気になりますよね。私はよく大手通販サイトでチェックするんですが、そのとき「発売日」「出版社」「在庫状況」の3つを一緒に確認する癖をつけています。
以前、発売日を勘違いしていて、受け取りがずれ込んだことがありました。些細なことなんですけど、発売日に合わせて受け取れるかどうかって、気持ち的には大きいんですよね。
それから、検索するときは「ウィザードリィ画集 末弥純 予約」と長めに入力するようにしています。
短いキーワードだと似た書籍や中古の情報ばかり出てきてしまうからです。こういう検索のちょっとした工夫が、実は早く正確な予約先にたどり着く近道になったりします。
まとめ:予約は未来の自分への贈り物みたいなもの
今回の『ウィザードリィ画集』は、単なる再録じゃなくて、過去の空気をいまに閉じ込めるプロセスのようにも感じます。2006年版を知っている人にとっては「その続きを見る」ような感覚だし、初めて触れる人にとっては「ここから始まる」入り口にもなる。
だからこそ、予約という行為は未来の自分へのプレゼントみたいに思えます。
発売日に手元に届くことで、その日を特別なものにしてくれる。私はそう考えると、予約情報を調べる時間すらちょっと愛おしく感じてしまうんです。
