書籍に使用される「紙」もいろんな種類があります。
一般的な印刷物には、コート紙（クレイコート紙または光沢紙）やマット紙が使用されます。コート紙は写真やカラフルなイラストが印刷される場合に適しており、マット紙はテキスト中心の本に適しています。
一方小説や文学作品のようなテキスト重視の本では、クリーム紙が人気です。クリーム紙は白紙よりも見やすく、読書体験を向上させます。
また紙の厚さや質感も重要です。高品質な紙は耐久性があり、印刷物が長持ちします。紙の質感（滑らかさやざらつき）も読書体験に影響を与えます。
さらに使用する印刷方法（デジタル印刷、オフセット印刷など）や予算も紙の選択に影響します。一部の印刷方法は特定の紙タイプに適している場合があります。
意外だったのは小説に使用されるのがクリーム紙だったということ。いわれてみればたしかに文庫本などは真っ白な紙ではなくクリーム色をしています。
紙ひとつとっても色々奥が深いですね☆
